マルナカOnLine

イタリア車 フランス車の専門店

エグザンティアATF交換 307エアコン修理

エグザンティア V6モデルです。
まずはATFの交換


三回目でようやくこの感じになりました。
 タンクからクーラント漏れしてましたので交換。
オーナーさんご自身でいろいろ試したようですが止まらなかった模様。
念のためにタンクキャップとサーモも交換。

 

 206ccは車検で入庫。
4万キロ台ですがタイベル交換したことがない様で、交換させていただきました。

 クランクプーリーもこの有様でしたので交換。

エンジンから異音の406
吹かすとバシャバシャガラガラ音がします。このエンジンの定番トラブルですがエキマニからの音です。エキマニの中はこんな感じの十字になっていて、この鉄板が排ガスに吹かれて踊ってビビる様な音がします。排気効率を落とさないよう繊細かつ大胆に溶接します。




次、307swはエアコン効かず。
ガスは入っている模様。この圧でクラッチが入らないとは、まさに異常。


後期型なのでマグネットクラッチ付きの可変容量型コンプレッサーです。サンデン製ですが可変のソレノイドバルブの接触不良も多いです。とりあえずそのあたりを点検しましたが異常なし。

とりあえずECUの話を聞くためにテスターをつないでみると・・・

どうやらECUは健気に「コンプレッサーさん動いてください」とお願いしているようですが、コンプレッサーは動かざること山の如し。まさに鬼畜の所業。で、とりあえず「クラッチ制御回路の故障」と言わざるを得ない模様。
彼の気持ちを慮ると幾ばくかの同情も禁じえないです。ですが、この真夏にエアコンが効かない車に乗ってるオーナー様の方がよっぽど辛いはず。いくらECUが「辛いのはあなた一人じゃないんだ」なんて言っても、 中学校の野球部じゃないんだからそんな精神論は通用しません。なので私が直します。

なんて事をやってるうちに、今日は長良川の花火大会であちこち大渋滞になる予感です。
CCの納車があるので続きはまた明日。